海底谷の末端などから順傾斜する比較的なだらかな扇状地状の堆積地形。
39°10′N、137°30′E。水深2,000-2,500m。富山深海長谷が、水深1,700-1,800mの富山舟状海盆から2,000-2,200mの大和海盆に流入するところにひろがる。大和海盆に入ったところで、東西100kmの幅のものがそこから徐々に減じ、100km下流で一般の平坦な海底に移行する。[海6312]
34°10′N、141°45′E。相模舟状海盆から運びこまれた堆積物が坂東深海盆(プレート三重点)の流入口につくった扇状地(水深8,800-9,000m)。しかし、東方からの圧縮で堆積層には褶曲構造や逆断層がみられる。[海6603]